研究費案内
費用の構成と課題獲得の支援
研究費は、設計の形態とサンプルサイズ、来院回数、測定項目によって決まります。定額の見積もりではなく課題ごとの算出方式となるため、ご相談後に項目別の内訳書をご提示します。
費用を決める要素
| 要素 | 費用への影響 |
|---|---|
| サンプルサイズ | 被験者1名あたりの費用(募集・謝礼・検査費)が線形に増加します。最大の変動要因です。 |
| 来院回数 | 来院1回ごとに検体採取・検査・人件費が加わります。 |
| 測定項目 | 一般血液・生化学検査に比べ、ホルモン、サイトカイン、自律神経の指標は単価が高くなります。 |
| 投与期間 | 期間が長いほど、服薬遵守の管理とモニタリングの費用が増えます。 |
| 盲検化・プラセボ | プラセボの製造と割付の隠蔽手順に費用が加わります。 |
| 成果物の範囲 | 結果報告書までか、論文投稿までかによって文書化の費用が変わります。 |
標準的な費用構成
設計段階
プロトコルの作成、サンプルサイズの算出、統計解析計画の策定、IRB審査書類の作成および審査対応。
実施段階
被験者の募集・謝礼、試験物質の管理、来院および検体の管理、検査の実施、モニタリング。
解析段階
データの整備、統計解析、結果表および図の作成、感度分析・媒介分析。
文書化段階
結果報告書またはCSRの作成、英文原稿の作成、学術誌への投稿および査読対応。
事前相談と設計案のご返信に費用は発生しません。見積もりは設計の形態が決まった後に算出します。
研究費獲得の支援
自己予算ではなく政府課題または企業共同課題として研究費を確保される場合は、提案書の作成段階からご一緒に進めることができます。
- 課題公告の要件の確認および適合性の判断
- 研究目標・内容・推進戦略の作成
- 先行研究の検討と差別性の記述(根拠書誌を含む)
- 研究日程表および研究費の算出内訳の作成
- 成果目標(論文・特許・技術移転)の設定と達成計画の記述
支払い条件
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 契約 | 課題の着手前に研究用役契約を締結します。範囲、日程、成果物、知的財産の帰属を明記します。 |
| 分割払い | 一般に着手金・中間金・残金の3回に分けて進めます。 |
| 秘密保持 | 必要に応じて契約前の段階で秘密保持契約(NDA)を先に締結します。 |
| 知的財産 | 研究成果物の帰属と論文の著者表示は契約書で事前に定めます。 |
研究費をお支払いいただくことを理由に、あらかじめ定められた結論を作成することはありません。仮説が棄却される結果もそのまま報告いたします。これは契約時に明記される条件です。